【高額提案】川越・MIM不良率低減2025

【報告者】 製造二課:山崎課長 【提案者】内村浩二 【評価】銀賞(34点)・3万円
【審査側】 小林常務・辻本室長・岡本担当(2026/7/16決裁)

【改善の背景】
MIMベ-ンノズルの不良率低減活動は長年継続し、2024年には最終目標である不良率1%以下(実績平均0.7%)を達成して一旦完了した。さらなる品質向上を目指して目標を0.5%に設定したが、設備トラブルによる大量不良の発生、および設備台数やロット規模が大きく、自動搬送設備の異常発見が遅れることで、一度のトラブルが大きな損失につながることが課題となっていた。

【改善内容】
大量不良の主因となっていた設備トラブルの防止に重点を置き、設備ごとに対策を実施した。
改善①慢性的なトラブルを解消するため焼結炉のソレノイドバルブの全数交換を実施

改善②翼厚矯正圧縮エアー内の水混入改善
圧縮エアーに多量の水が混入し、搬送装置のエアシリンダーで動作不良が発生。毎朝の水抜き作業が常態化し、シール劣化によるシリンダー交換頻度も増加していた。設備環境上、結露対策は困難なため、各装置直前に水除去フィルターを設置し、全台へ展開した。

上記の横展開として焼結炉のエアー経路にも水除去フィルターを設置した

【改善効果】
設備トラブルによる大量不良が大幅に減少し、不良率改善と品質の安定化を実現した。圧縮エア対策は隣接工程や他工程にも横展開され、継続的な効果が確認されている。改善効果は月額約19万8千円、設備改善費は約20万円で、短期間で投資回収が可能な改善となった。

【効果と費用の内訳】

【審査コメント】
審査では、設備更新による改善効果を高く評価するとともに、今後は故障後対応ではなく交換時期を明確にした計画的な予防保全を進めるよう指摘があった。
また、設備改善費に約20万円を使用したため、投資減点が-4点となっていたが、「効果の継続期間が3年以上見込める場合は投資額を36か月で割るため、20万だと月額2万以下のため投資減点なし」に是正されました。
圧縮エア対策は他工程・他工場にも展開可能な事例として、積極的な横展開が期待された。
※他拠点で同じ改善ができた場合、それを提案することが可能ですので是非とも横展願います。

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